当院では、平成9年より身体拘束廃止に取り組み、平成10年「抑制廃止福岡宣言」の宣言病院として患者さんの人権を守り、一人ひとりの個別性を重視したより良質な看護・介護を提供し、地域に選ばれる病院を目指して日々努力しています。
第16回日本療養病床協会全国研究会福岡大会は「抑制廃止福岡宣言」の10年後ということで、宣言前後の骨折の件数と最近の骨折の件数を比較した結果、骨折の件数の増減はありませんでした。骨折は身体拘束をする、しないことによる原因ではなかったと言えます。
現在は、亜急性期の患者さん・認知症患者さんの増えたこと、一般病棟にこのような患者さんが混在すること、身体拘束をしないことを継続することは、看護や介護する者の縛りたくない、縛られたくないという精神力だけで保たれているところもあります。
人員は法的には充足していますが、看護・介護する者は悲鳴をあげながら頑張っているのが現状です。院外に機会があれば身体拘束をしないことの継続の大変さを、職員や一般社会の方々が現実を見て、どのように理解されるか、また理解をしていただきたいと思います。
そこで、今までの取り組みのポイントとして、以下にいくつかあげてみました。
第16回日本療養病床協会全国研究会福岡大会は「抑制廃止福岡宣言」の10年後ということで、宣言前後の骨折の件数と最近の骨折の件数を比較した結果、骨折の件数の増減はありませんでした。骨折は身体拘束をする、しないことによる原因ではなかったと言えます。
現在は、亜急性期の患者さん・認知症患者さんの増えたこと、一般病棟にこのような患者さんが混在すること、身体拘束をしないことを継続することは、看護や介護する者の縛りたくない、縛られたくないという精神力だけで保たれているところもあります。
人員は法的には充足していますが、看護・介護する者は悲鳴をあげながら頑張っているのが現状です。院外に機会があれば身体拘束をしないことの継続の大変さを、職員や一般社会の方々が現実を見て、どのように理解されるか、また理解をしていただきたいと思います。
そこで、今までの取り組みのポイントとして、以下にいくつかあげてみました。